ラーメン トッピングチャレンジについては こちら
プロローグ
2019年に展開された、チキンラーメン期間限定店舗「説」。
チキンラーメンに対し、トリッキーとも言える様々な食材が試されました。
そのメニューにも取り入れられていたひとつ、サバ缶を試したいと思います。
当時のメニュー詳細では
「サバ缶ぶっこみで魚介と鶏ガラのWスープになる説」チキンラーメンにサバの水煮缶をのせるだけ、試してみっ!
という事なので、サバ缶をそのままのせるだけのお手軽トッピングとなります。
しかし、ラーメンにサバ缶をぶっこむというのも無茶な話ですが…
少々トッピングの域を超えているような気もします。
サバ缶は白ごはんとのマッチングがベストと個人的には考えているので、チキンラーメン公式メニューと言えども辛口に評価させて頂きます。
下準備
青魚のサバは非常に強い個性・クセを持つ食材だけに、デリケートな扱いが必要となります。
”冷えている”・”ぬるい” という、ネガティブ要素は少しでも排除しておきたいです。
レンジでじゅうぶん加熱をし、サバの温度を確認してから後のせをします。
3分後
3分後
様子を見ながらトータル40秒ほどの加熱をしてから、後のせしました。
このサバの水煮缶は強めの塩分を含んでいるのでそのままでは食べづらく、通常はライスなどのお供を必要とします。
しかし、スープに浸ったおかげでサバの風味・塩味がだいぶマイルドになっています。
ライスの役目もチキン麺が十分に担っています。
チキンスープに浸った肉厚のサバはご馳走レベルに旨いです。
強力な味変効果もあるので、いつものチキンラーメンとは一味も二味も違っています。
さすが公式メニュー!
と、感心したのですが…
スープを飲んでみるとサバ臭が強過ぎていました。
チキンスープがほぼサバスープに変わっています。
サバ缶の栄養を余す事なく摂り入れたかったので、細かいサバの身まで投入をしました。
その際に水煮缶の出汁もそこそこ入ったようです。
「大体、しょっぱ過ぎないか?」
そこそこ塩分量があるサバ缶をぶっこめば中年には厳しい食塩量となります。
厚生労働省の見解では、1日の食塩摂取量の目標は成人男子(7.5g)女子(6.5g)未満との事です。
計算すると
チキンラーメン 5.6g
サバの水煮 2.1g
合計で7.7gとなり、1食で超えてしまいました。
”魚介と鶏ガラのWスープ” 、この部分には検討の余地がありそうです。
サバ缶の汁にはEPA・DHAなど、たっぷりと栄養が詰まっているので捨てるのは惜しいのですが…
マイナス面を考えると、極力サバ缶の汁を入れないような配慮が必要となります。
そもそもインスタントラーメンは塩分量が高いので、トッピングとしては味付けの薄い食材が妥当ではないでしょうか?
水煮缶の汁
結果
このトッピングを堪能するには高い塩分消費能力が要求されるようです。
塩分補給を必要とする夏場などには良いのかもしれませんが、平常時には控えた方が良いでしょう。
精神衛生上も、繊細な感性の持ち主にはオススメできません。
高血圧により血管がダメージを負う姿が脳裏に浮かんでしまいます。
結果は、
健康的には『 微妙 』となりました。
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